那智新宮は和歌山県の南にある地方。古来熊野と呼ばれたエリアである。熊野三山（熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社）を初めとする歴史の宝庫でユネスコの世界遺産にも登録されている。古来より日本で最も神聖な場所として崇められ、多くの人々に崇敬されてきた場所である。熊野は「古事記」「日本書紀」にも登場する程歴史は古い。日本一の美しさを誇る那智大滝を始め多くの滝や自然を有する。熊野の古道は、伊勢神宮、熊野三山、吉野を結び今も当時の趣を残す。新宮は他にマグロの水揚げ日本一を誇り、海産物も豊富である。