宗派:日蓮宗
寺格:本山
開基:日法聖人
創建:1337年
正式名称:寂光山 龍口寺
別称:片瀬のお祖師様(おそっすさま)
龍口寺は、1337年に日蓮の直弟子、日法聖人が龍の口法難の霊跡として、一堂を建立し、日蓮聖人像を造り、首の座の敷皮石を安置したのが始まりである。松葉谷、伊豆、小松原、龍口と日蓮聖人四大法難の中で屈指の霊跡とされるのが龍口寺である。
毎年9月11日・12日・13日を「龍口法難会」と呼ばれる大法要が営まれる。
鎌倉時代1272年9月12日、幕府への中傷の罪で捕らえられた日蓮は、斬首されるために龍ノ口へ連行された。翌13日、土牢から引き出された日蓮は敷皮石に座らされ、あわや斬首となる時、「江ノ島の方より満月のような光ものが飛び立って首斬り役人の目がくらみ、畏れおののき倒れ」、斬首は中止となったと言われる。
本堂
1832年、建立。神奈川県の代表的な木造大建築物。日法聖人作の日蓮聖人像が安置されている。
五重塔
1910年に再建。神奈川県で唯一の五重塔である。
山門
1864年に建立。門を飾る八枚の彫刻には中国の故事が細密に彫られている。
妙見堂
1720年建立。妙見大菩薩が安置されている。
オフィシャルホームページ http://ryukoji.jp/index.html
(参照:オフィシャル情報)