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比叡山延暦寺

観光案内

比叡山延暦寺は天台宗の総本山。伝教大師最澄によって788年に開基された。比叡山は標高848mあり、全域を境内とする。平安時代は高野山金剛峰寺と並んで仏教の中心にあった。歴史にも多く登場し、仏教の修学の為に中国へ渡った空海と共に日本の仏教の起源である。細かくは比叡山の山上から東麓にかけて位置する東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)などの区域(これらを総称して「三塔十六谷」と称する)に所在する150ほどの堂塔の総称である。根本中堂は国宝に指定されており、1642年に徳川家光によって再建されてたものである。他にも多くの文化財を有し、世界遺産にも登録されている。

参拝者情報
駐車場【有】
トイレ【有】
時間:9:00~16:00(3月~11月)、9:30~15:30(12月)、9:30~16:00(1月~2月)
入山料:1000円

アクセス
JR湖西線比叡山坂本駅からバスでケーブルカーへ。ケーブルカーで比叡山駅へ。


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周囲の地図情報 比叡山延暦寺

詳細案内

比叡山延暦寺
宗派:天台宗
開基:最澄
創建:788年
正式名称:比叡山 延暦寺

比叡山延暦寺は滋賀県大津にある比叡山全域を境内とする天台宗の総本山。平安時代の僧、伝教大師最澄によって開山された寺院であり、平安時代から現在に至るまで高野山金剛峰寺と並んで日本を代表する寺院である。比叡山は標高848mで、山上から東麓にかけて位置する東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)などの区域(これらを総称して「三塔十六谷」と称する)に所在する150ほどの堂塔の総称である。

東塔
根本中堂 国宝
信長の比叡山焼き討ちの後に、1642年に徳川家光によって再建されたものである。入母屋造で幅37.6メートル、奥行23.9メートル、屋根高24.2メートルの大建築である。土間の内陣は外陣より床が3メートルも低い、独特の構造になっている。内陣と外陣は同じ高さになっているのが特徴である。中央の厨子には最澄自作の伝承がある秘仏・薬師如来立像を安置する。

文殊楼 重文
文殊楼は、延暦寺根本中堂の正面の屋根上にあってほぼ東を向いて建っている。桁行三間、梁間二間、二重、入母屋造、銅版葺の構造で、一見楼門のように見える。楼上には文殊菩薩が安置されている。建立は1668年。折衷様式となっている江戸時代の代表的な建造物。

大講堂 重文
1634年再建。坂本の東照宮に在ったもの移築。

戒壇院
僧侶が大乗戒を受ける比叡山中で最も重要なお堂で、日本初の大乗戒坦院を建立すべく、心血を注いだ最澄の没後7日目に勅命を受け828年に第一世義真座主により創建されたお堂であり、内陣に得戒和尚釈迦牟尼仏と文殊、弥䩗両菩薩が祀られ、年に一度授戒会が行われる。

西塔
常行堂 重文
常行堂は、隣の法華堂と唐破風造の廊下でつながれ二棟でにない堂と呼ばれている。阿弥陀如来を本尊とする堂で、外観は蔀戸と板唐戸を用いた和様の優れた建築で1595年に建立。

法華堂 重文
法華堂は、隣の常行堂と堂形式で廊下をにない棒に見立ててにない堂と呼ぶ。普賢菩薩を本尊とする。1595年に建てられた。

釈迦堂 重文
西塔の中心。転法輪堂ともいう。1595年に、園城寺弥勒堂から秀吉が移築。1347年に建立されたもので、現存する延暦寺最古の建築である。

瑠璃堂 重文
室町時代の建築。