天守:無し
城郭の種類:平山城
天守構造:無し
築城年:1476年
築城主:長尾景春
鉢形城は、1476年関東管領山内上杉氏の家臣長尾景春によって築城されたと伝えられる。その後、小田原の北条氏が征圧、北条氏邦によって改修が行われ、北関東支配の拠点となる。1569年には武田信玄、1574年には上杉謙信に攻め込まれるが撃退している。また、豊臣秀吉の小田原征伐の際、上杉景勝や前田利家の軍勢3万5千に囲まれながら、わずか3千の守備兵で一月もの間守りぬいた。その後、関東に移封された徳川家康の家臣成瀬正一、日下部定好が代官となる。
現在は、曲輪や堀などの遺構を残す城で、国の史跡に指定されている。他に、日本100名城の一つに選定されている。
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)