遺構:城趾
城郭の種類:平城
天守構造:無し(御三階櫓)
築城年:1597年
築城主:井伊直政
高崎城は中仙道沿いに建てられた平城。1597年に、関東に移封された徳川家康の命で井伊直政によって築城された。このは、中仙道沿いにあり、江戸の守りの要として重要視されていた。直政は築城にあたり、箕輪城から町人と供に城下町もこの地に移した。その後、直政は近江へ移封。高崎城は様々な城主によって納められ明治維新を迎える。
城郭は、本丸に御三階櫓と4基の櫓があり、本丸を囲む様に、曲輪が形成されていた。石垣は使われず、土塁と濠によって構成されたしろで、城門が16在った。現在は、乾櫓と東門のみが現存する建物で、他に濠や土塁が当時の遺構を良く残している。
乾櫓
群馬県に現存する唯一の櫓で、1695年には少なくとも存在していた。
東門
1843年の火事での焼失後に建てられた門。
城趾公園は約300本の桜が楽しめる高崎の桜の名所の一つである。