主祭神:熊野権現
熊野速玉大神
熊野夫須美大神
家津御子大神
創建:不明 熊野で最も古いとされる。
主な神事:神倉祭(2月6日) 神馬渡御式(10月15日)
創建は不明であるが、境内からは弥生時代の遺跡が発見されており、有史以前より神聖な場所として崇拝されていたと考えられる。御神山である蓬莱山は神奈備の典型の形をしていて、幅100m高さ48mである。熊野速玉大社の記録では、熊野権現が最初に神倉山に降臨し、その後61年後にはここ蓬莱山に勧請されて、その時に初めて結早玉家津美御子と称したと伝えられており、熊野権現の具体的な神名がはじめて現れた場所と見なされている。又、平家物語でも平惟盛が阿須賀神社へ参拝したと記録もある。1390年には、足利義満が阿須賀神社の造替に際して奉納している。奉納された工芸品は国宝に指定され、東京国立博物館に展示されている。
宝物殿
発見された遺跡の出土品は境内博物館で展示されている。
なお、映像のBGMは宮司の西敏行氏による演奏である。
(参照:オフィシャル情報)