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大覚寺

観光案内

大覚寺(だいかくじ)は、京都市にある真言宗大覚寺の大本山。京都を代表する名古刹の一つで、正式には、旧嵯峨御所大覚寺門跡と言う。平安初期、809年に即位した嵯峨天皇が檀林皇后との成婚の離宮が、この地に建立されたのが、大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。そこに、皇孫である恒寂入道親王が876年に開山し大覚寺と成る。以降、代々大覚寺の門跡(住職)は、天皇または皇族によって務められた大変格式の高い門跡寺院である。その為、多くの建物が皇居や離宮などから移築されており、庭園や景観は極めて皇宮に近い造りと成っている。

参拝情報
駐車場【有】
トイレ【有】
拝観料:大人500円、高校生以下300円。
開館時間:9:00?17:00

アクセス
京都駅から大覚寺行きのバスを利用。


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周囲の地図情報 大覚寺

詳細案内

大覚寺

宗派:真言宗大覚寺派
寺格:大本山
創建:876年
正式名称:旧嵯峨御所 大覚寺門跡

大覚寺は、真言宗大覚寺派の本山であり、弘法大師空海を宗祖とする。平安初期に、嵯峨天皇が建立した離宮、離宮嵯峨院を、876年嵯峨天皇の皇孫・恒寂入道親王が開山し、大覚寺となる。嵯峨天皇は809年に即位し、檀林皇后との成婚の新室として嵯峨野の地に離宮を建てた。嵯峨天皇は、平安京の安定に貢献した天皇で、818年の大飢饉では弘法大師の進めに従い般若心経を浄書した。この嵯峨天皇書の般若心経は60年に一度開帳される。般若心境を深く崇敬する寺院でもあり、般若心経の根本道場としても広く知られる。
恒寂入道親王以来、大覚寺の門跡(住職)は、明治初期まで天皇や皇族によって務められて来た大変格式の高い門跡寺院である。いけばなの発祥の花寺でもあり、いけばな嵯峨御流の家元でもある。

宸殿(しんでん)
宸殿は東福門院の宮殿から移築された建物で、寝殿造風に入母屋造の屋根が備えられている。宸は皇帝を意味する。宸殿前には白砂の敷き詰められた庭園があり、右近の橘と左近の梅が植えられている。

御影堂
大正天皇の即位の式に使用された建物が下賜され、大覚寺に移築された建物である。

五大堂
大覚寺の本道で、18世紀末の建立。堂の東側には大沢池が望む事が出来る。

建物を結ぶ回廊の天井は低く造られている。これは、有事の際に刀が使えない様にする為の物である。

大沢池
旧嵯峨院の庭池であり、日本最古の林泉式庭園である。嵯峨天皇が中国の洞庭湖を模して造った池で、興福寺の猿沢の池、石山寺と供に、日本三大名月観賞池に数えられる。周囲1キロで、梅林、竹林などもあり、百人一首でも詠われた、名古曽の滝跡がある。また池には3,000本の蓮が時勢しており、平安時代より変わらない景観が楽しめる。また池は、桜に囲まれており、春には桜、秋には紅葉と一年を通じて見所のある、池である。

オフィシャルサイトhttp://www.daikakuji.or.jp