天守:存在せず
城郭の種類:平山城
築城年:14世紀
築城主:井田氏
坂田城は戦国時代に横芝町周辺を支配していた井田氏が築いた平山城で、千葉県内でも屈指の大規模な中世城郭である。井田氏の家臣が残した文章や絵図などが残っており、中世の城郭としては珍しく中世の様子が伝わっており、またその状態を良く保存している貴重な史跡である。台地や丘陵を匠に活かした土塁、空堀、土橋等で構成されている関東の平山城で、天守閣などの建造物は無い。
坂田城は千葉氏の家臣であった井田氏によって築城された城である。井田氏はやがて小田原北条氏と同盟を結ぶが、1590年の豊臣秀吉の小田原攻めの際北条氏とともに滅ぼされ城も廃城となった。
現在は、1,200本の梅林を持つ千葉県の梅スポットとして有名である。