主祭神:大物主大神
大神神社は、日本最古の神社の一つ。創建は古事記と日本書紀に伝承されている。古事記によれば、大物主大神が出雲の大国主神の前に現れ、国造りを成就させるために「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と三輪山に祀られる事を望んだとある。その為、三輪山そのものが御神体であり、拝殿しかない。山全体に祈りを捧げるのは、神社の社殿が成立する前の原初の神社の様式であり、日本最古の神社と呼ばれるゆえんである。
大神を「おおみわ」と読むほど崇敬されており、第十代崇神天皇の時代には国造り神、国家の守護神として祀られた。
拝殿(重要文化財)
徳川家綱の寄進によって1664年に建立した。
巳の神杉
樹齢500年の大物主大神の化身白蛇が棲むとされる。
夫婦岩
三輪の神と人間の女性の恋愛物語を伝える二つの岩が寄り添う。
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