天守:模擬天守
城郭の種類:水城(平城)
天守構造:不明
築城年:1573年
築城主:豊臣秀吉
1573年に浅井長政攻めの武功で織田信長に浅井氏の旧領を与えられた豊臣秀吉(当時羽柴秀吉)が、琵琶湖に面した今浜と呼ばれていた場所に、築城を開始し長浜と改名した。築城には攻め滅ぼした小谷城の資材などが利用された。琵琶湖の水を取り入れるように作られた城郭には水門が設けられ、舟で直接城内に入ることが出来た。
秀吉は城下町も形成し、秀吉の覇業が形となって始まった最初の城下町である。本能寺の変の後、柴田勝家の甥・勝豊が入城するも、すぐに行われるも賤ヶ岳の戦いによって秀吉に攻められ落城する。その後は山内一豊などに治められるが、1615年に彦根藩主となった井伊直政によって廃城され、多くの資材は彦根城の建築に使用された。天秤櫓などは長浜城より移築されたと伝えられる。
現在は、遺構は堀や石垣、井戸の跡などに限られるが、模擬天守が復元され歴史資料館となっている。
オフィシャルホームページhttp://www.city.nagahama.shiga.jp/section/rekihaku/
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)