標高:3,067m
評価:百名山、新百名山、花の百名山
難易度:中級
(ロープウェイを使えば6時間ぐらいで日帰出来る。木曽側は東側に面しており、どの山小屋からでもご来光が望める。標高差が在るのでルートは簡単で迷いにくいが本格的な装備は必要。)
※ビデオは木曽の登山道、黒沢口を紹介している。
木曽御嶽山、御嶽などと呼ばれる。特に東海地方では「木曽のおんたけさん」として親しまれている。標高は3,067mあり、3,000m級では最も西側に位置する。また活火山であり、富士山についで二番目に標高が高い。古来から霊山として崇敬されており、修験道として使われたものが、国内では早くから女人禁制から女性にも解放した霊山でもある。
最高峰は剣ケ峰にあり、御嶽神社も祀られている。また山頂にも山小屋がある。山頂はカルデラとなっており、お鉢巡りで火口湖を巡るのが人気のトレッキングルートである。二ノ池と三ノ池は常に水がある。二ノ池は綺麗なエメラルドグリーンの色をしている。日本で最も標高が高い位置にある池で、その高さは2,905mある。三ノ池は水深13mあり深いブルーの池である。何日置いても腐らないと言われており、山岳信仰者には「御神水」と呼ばれている。
山頂からは乗鞍岳、中央アルプス、南アルプスそして晴れた日には富士山も望める。
サイノ河原はカルデラの間にある平地で貴重な高山植物が群生している。四ノ池は沢となっており、雨の日には滝となって流れ落ちる。この滝は幻の滝と呼ばれている。
登山ルートは様々在るが、ロープウェイは7合目まで登る事が出来る。
ロープウェイのホームページ: http://www.ontakerope.co.jp/