種類:東海道五十三次 昔の町並 由井正雪
蒲原宿は、東海道五十三次の一つ。日本橋から15番目にあり、東京から37里の距離にある。1843年の調べでは、本陣1軒、脇本陣2軒、旅籠が45軒ある栄えた宿場町であった。
蒲原宿はやはり、浮世絵師・歌川広重の東海道五十三次で唯一雪の夜を描いた作品を蒲原で表現している。
渡邊家
三階建ての土蔵があり、1839年に建てられている。
佐藤家
ナマコ壁が印象的な塗り家造りの建物である。
吉田家
国登録有形文化財の一つ。同じ塗り家造り。
和泉屋お休み処
江戸時代は旅籠。建築は1830年建てられた建築である。国登録有形文化財の一つ。当時の面影を残し、二階では宿屋の雰囲気が味わえるお休み処である。
佐藤家
本陣跡。
磯部家
1909年に建築。
旧五十嵐歯科医院
国登録有形文化財の一つ。大正時代の洋館であるが、外観が洋館であるが内観は和装の珍しい建築である。当時の歯科医院の資料も展示してあり、二階からの景観も雰囲気がある。和装は見事な作りで庭も美しい。関内は無料で公開されている。
志田邸
1855年に再建された建築で、蔀度が使われている珍しい家屋。国登録有形文化財の一つ。東海道宿場町では当時のまま現存する唯一の醸造場として公開している。