天守:非現存
城郭の種類:山城
天守構造:不明
築城年:16世紀
築城者:山田氏
荒砥城は長野県千曲市にある山城。千曲川の南に位置する堅城で今から400年以上前に村上氏の武将の山田氏によって築城された。郭が連なっている構造から「連郭式山城」と呼ばれている。
千曲川の対岸に築かれた村上氏の葛尾城は1553年に遂に武田信玄によって落城し、山田氏も滅亡する。その後、上杉謙信によって治められるが、海津城の副将屋代秀正が謙信に背き荒砥場に立て篭るとその後討ち滅ぼされ廃城となる。
現在は、本郭、二の郭が復元されており、石垣・城門・櫓・兵舎などが再現されている。NHK大河ドラマの風林火山や江などにも使用された。