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遠州新居手筒花火

観光案内

遠州新居手筒花火(えんしゅうあらいてづつはなび)は、静岡県新居町で7月下旬に行われる日本最大の手筒花火。諏訪神社例祭として300年以上の歴史を誇る。手筒花火とは、竹と荒縄で造られた入れ物に火薬を詰る花火。火柱は20メートルにも達する。新居の手筒花火は1000人の雄壮な男達が炎も恐れず夏の夜空に壮大な火柱を打ち上げる。その景観は他に類を見ない迫力がある。

観光情報
駐車場 【無】
トイレ 【有】
露天  【有】
交通規制【有】

開催日:7月下旬
有料座敷有り。

アクセス
JR東海道新居町駅よりバスで新居中学校まで。


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周囲の地図情報 遠州新居手筒花火

詳細案内

遠州新居手筒花火

場所:新居中学校校庭
花火の総数:1000本、他各町会の大筒。

遠州新居の手筒花火
『「そら出せ出せよ!そら出せ出せよ!」威勢のいい掛け声が夏の夜空に響き渡る。
粋な衣装で身を包んだ男たちの笑顔が、オレンジ色の光の中に浮かび上がる。
「遠州新居の手筒花火」の始まりである。「遠州新居の手筒花火」は、静岡県湖西市新居町新居に江戸時代より約300年続く夏祭りで、町内にある諏訪神社に奉納される伝統の花火である。
これは当時、新居関所を管理していた三河吉田藩(現在の愛知県豊橋市)から伝えられたと言われている。

豊橋市の手筒花火にはハネ粉を入れ、最後に底が抜けるため不動の姿であるが、新居の花火はハネ粉を入れないので自由に練り歩き、次から次へと点火する。中でも「猿田彦煙火」は必見である。降り注ぐ火の粉をものともせず、笑顔で筒を抱きかかえ練り歩く姿は実に勇壮で、古くから「東海道の奇祭」と言われ、街道を旅する人々により各宿場へ、その名が広がっていった。

手筒花火は、竹の切り出しから火薬の填薬、消費まで総て本人自身で行われ、その製造技術、出し方は親から子、孫へ、熟練者から初心者へと受け継がれて行く。

この「遠州新居の手筒花火」は、毎年7月下句の金曜日に(試み)小学校校庭で、土曜日に(前夜祭)中学校校庭で行われ、夏の夜空を真っ赤に染め、その色、音、匂いで人々を魅了し、心のアルバムに夏の思い出を残す。

(文 てんてん)

新居は東海道沿いの関所のある街で幕府の直轄地であった。その為、大量の火薬を製造することが許されていた。関所で働く役人を励ますために始まったとも伝えられる。

手筒花火の他に、6つの町会が巨大な大筒花火を毎年競い合う。各町会の特徴ある大筒花火も見所の一つである。

オフィシャルホームページ http://www4.tokai.or.jp/horagai/

(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)