旧中筋家住宅は、和歌山県和歌山にある大庄屋の伝統家屋。国の重要文化財に指定されている見事な住宅である。
長屋造りの表門は、庄屋としての役所として使用されており出格子を設けた風格ある建築である。
主屋は式台玄関を備えた武家屋敷にふさわしい造りであり、20畳の大広間や三階座敷など、接客の為の部屋が多いのが特徴である。大広間の前には枯山水の庭園と茶室があり、表門の脇には池を備えた庭園がある。
長屋蔵は1830年の建築で30mの広さに2階建ての建築物である。他にも内蔵、北蔵茶室など多くの建築物を有する。