種類:前方後円墳
規模:墳丘全長278m、前方部幅130m、後円部直径150m高さ30m。
築造: 3世紀後半から4世紀前半
被葬者:倭迹迹日百襲姫命 (卑弥呼説有)
山の辺の道を少し外れた奈良県桜井にある前方後円墳。第7代孝霊天皇皇女の倭迹迹日百襲姫命の墓に治定されている。3世紀に築造された古墳としては最大級を誇り、全国でも11位の規模である。魏志倭人伝に登場する倭国の女王、卑弥呼の墓とする説もある。かつては周壕を持っており、その一部が現在も残っており、箸中大池としてため池百選の1つに選定されている。
卑弥呼
中国の史書、魏志倭人伝に登場する倭国の女王。邪馬台国に都を構え、239年に中国の魏に使者を派遣。魏から親魏倭王の仮の金印と銅鏡100枚を与えられる。248年に死去したと伝えられている。歴史上中国の史書にて存在が確認できる日本の最古の王の一人。