種類:和歌浦十景 玉津島山の一つの鏡山のふもと、波で削られた洞窟に、潮の満ち干や塩作りから安産・子授けを司る塩槌翁がまつられている。かつて紀ノ川上流の丹生都比売神社から、浜降り神事で渡った神輿がおかれたため、輿の窟と呼ばれた。伽羅岩とよばれる奇岩の岩山に波が打ち寄せる様は、和歌浦十景の一つとされた。