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粉河寺

観光案内

粉河寺(こかわでら)は、和歌山県紀の川にある人気の寺院。創建770年と伝えられる古刹の一つで、西国三十三所第三番札所である。多くの文化財を有し、江戸時代の建築物が多く残る。巨大な本堂を背に桃山時代の芸術を良く表現した枯山水の石庭が見事な寺院である。

参拝者情報
駐車場【有】
トイレ【有】

アクセス
JR和歌山線粉河駅から徒歩10分。


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周囲の地図情報 粉河寺

詳細案内

粉河寺
宗派:粉河観音宗(天台宗系)
寺格:総本山
開基:大伴孔子古
創建:770年
正式名称:風猛山 粉河寺

粉河寺は、和歌山県紀の川市粉河にある天台系の寺院。西国三十三所第三番札所。本尊は、千手千眼観音菩薩。伝承によれば創建は770年、大伴孔子古によるとされる。粉河寺は平安時代には調停や貴族からの崇敬あつく、平安以降は西国三十三所観音霊場巡りの札所の1つとして栄えた。戦国時代には、広大な荘園を持ち、僧兵を擁し、根来寺や金剛峯寺と比肩する大寺院であった。しかし、1585年、豊臣秀吉の紀州征伐にあい、根来寺や雑賀衆とともに抵抗したが、最終的には陥落し、当時の伽藍のほとんどが焼失した。現在の建物はそれ以降の江戸時代の再建が多い。

大門
大門は桁行12.48m梁間7.48mを有する桜門で、建立は明らかではないが、各鬼瓦に1707年の刻銘が見られ、様式上この頃の建立と考えられる。

上層の構法など、当時の建築としては、他にあまり類の無い手法を用いている。建立当時の形態も良く保たれており、良質のケヤキ材を用いた雄大な江戸中期の建築として優れている。

本堂
770年の建立で現在のものは1720年に再建された江戸時代中期の寺院建築の代表的建造物であり、西国第三番礼所である。西国礼所の中ではもっとも大きいといわれ内陣の厨子の内深くに秘仏の本尊千手千眼観世音菩薩が祭られている。本尊両脇には侍者として、28部衆、裏観音、鬼子母神、不動明王、大日如来、閻魔大王などが祀られている。

本堂の規模は、間口33.03m、奥行き12.12mある。

中門
四天王を安置する。1832年建立。

童男堂
1679年の建立。

千手堂
1760年の建立。