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平沢官衙遺跡

観光案内

平沢官衙遺跡(ひらさわかんがいせき)は、茨城県つくば市にある奈良時代・平安時代の遺跡。常陸国筑波郡郡衙跡で、国の史跡に指定されている。郡衙には、郡衙政庁(役人が執務する場所)、正倉(租税として集められた稲などの保管倉庫)、館(宿泊・饗応の役割)、厨(食事を作る場所)などの建物があり、いくつかの建物が復元されている。掘立柱建物跡が55棟、礎石建物基壇跡4基、大溝跡や柵列跡、竪穴住居跡25軒が発掘されている。歴史案内所では出土品などが展示されている。

観光情報
駐車場【有】
トイレ【有】

アクセス
JR常磐線土浦駅から関東鉄道筑波山口行き・関鉄パープルバス下妻駅行き約40分


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周囲の地図情報 平沢官衙遺跡

詳細案内

平沢官衙遺跡
種類:遺跡 国の史跡

平沢官衙遺跡は、いまから千年以上前の奈良・平安時代の常陸国筑波郡の役所跡である。1975年の調査で重要な遺跡である事が判明し、1980年に国の史跡に指定された。

調査では、一般の遺跡では見られない大型の高床式倉庫と考えられる建物が数多く並び、それらを大きな溝が囲むという遺跡の全容が明らかになった。倉庫跡は、そのころの税である稲や麻布などを納めた、郡役所の正倉跡と考えられる。出土品は近くの歴史案内所で展示されている。

寄棟・目板打ち厚板流れ葺

寄棟・萱葺
土壁構造で復元されたもの。本遺跡最大級の建物の高床土壁塗双倉は、床面積125m2を超す大型倉庫である。

切妻・榑板葺
側柱穴に2本の柱痕跡が見つかっている。1本は床、もう1本は床の上まで伸びて建物の桁・梁を支える通し柱であったと考えられる。