旧有路家住宅は、山形県東部に古くから見られた茅葺き寄棟造り、広間型民家の好例として、重要文化財に指定されている。桁行24.755メートル、梁間9.999メートル、平面積269.180平方メートルの大型民家で年代は特定できないが、江戸初期と考えられている。
有路家は、代々この地で庄屋を勤めた家柄で、建物は村役場としての役割もかねていた。仙台藩領と新庄藩領の国境を守る役人という立場でもあったとされる。
松尾芭蕉が「おくのほそ道」に記した、堺田のいわゆる"封人の家"と見なされている。
観光情報
駐車場【有】
トイレ【有】
時間:9:00~17:00
見学:4月~11月
アクセス
JR陸羽東線堺田駅から徒歩すぐ
250 JPY
30 min